#49 SanktGallen 一気飲み

"Amber Ale" 

 Bitterness : 24 IBU
 Alcohol by Volume : 5.2%
 Original Gravity : 1.048
 Malts : Pale ale, Crystal20°L, 60°L,Carapilis,
            Munich, Chocolate
 Hops : Willamette, US Saaz Chinook

 

“カラメルモルト”を使った、コク深い琥珀色のビールで、ローストモルト特有の香ばしさがわずかに感じられます。サンクトガーレンのHPでは「モルトの風味を引き締めるようにホップを利かせました。モルトのうまみを際だたせるために、ノーブル(高貴な)ホップと総称されるザーツ・ホップで貴賓のある香りを、ウィラメット・ホップで柔らかな優しい香りと苦味を溶け込ませました。飲み飽きないビールです。」とありますが、勉強不足のせいで、高貴な香りというのが実感できません。とはいえ、アンバーエールとしての旨さは他にひけをとりません。数々の受賞歴が物語るように、またサンクトガーレン自ら言っているように、ライトなビールに物足りなくなったら、このビールを飲むことをお薦めします。

"Pale Ale" 

 Bitterness : 36 IBU
 Alcohol by Volume : 5.6%
 Original Gravity : 1.058
 Malts : Pale ale, Crystal40°L, 60L,Carapilis,
 Hops : US Nugget, Perle, Cascade

アメリカンペールエールスタイルのペールエールは、少し強めのアルコールとIBU36という苦みにより、パワフルでとても爽やかなビールに仕上がっています。通常の約1.2倍のモルトと約2倍のホップを使用することで、より深いコクと苦みを演出。カスケード特有の鼻腔に広がる柑橘系の香りと、ナゲットの苦みのバランスがちょうど良く感じられます。
「普通のビールに満足していない方、海外で飲んだあのビールの味が忘れられない方、それに応えられるのがこのビールかもしれません。」と言い切っているところに、醸造所の自信が見てとれますが、確かにその通りかもしれませんね。どっしりとした味のビールを飲みたいときにはお薦めです。

"Brown Porter" 

 Bitterness : 20 IBU

 Alcohol by Volume : 5.5%

 Original Gravity : 1.05

 Malts : Pale ale, Crystal 20°L, 60°L,

            Munich, Chocolate

 Hops : Willamette, Chinook

 

最後はスタイルとして好きなポーターについて。

(撮影写真を消してしまったのでメーカー写真でご勘弁を)

 

「麻薬でも入ってるんじゃないか」と思うくらいクセになる、
他では飲めないOnly1黒ビール

 

サンクトガーレンのHPでは、上記コピーを用いてブラウンポーターの美味しさを伝えています。確かに他のビールとは違うほろ苦さには、ビールというよりは濃いめのコーヒーを飲んでいるような、そんな気分にさせられます。ウィラメット・ホップの特徴であるマイルドでわずかにスパイシフルーティー&フローラルなアロマがわずかに感じられますが、それもチョコレートモルトの風味に負けているようですね

チーズや卵料理といったコッテリ味の料理の相性は抜群、あと意外にもお蕎麦にも合うとのことですがその部分について?ですね。

 

以上、今回は「サンクトガーレン一気飲み」と銘打って、文章を書いてみましたが、味を文章で伝えるのは難しいですね。やはり実際に飲んで自分の舌で味わうのが一番、他の人の評価を参考に自分なりに味わうのが一番、改めてそう思ってしまいました。