#38 Off Duty〜NoboardはNo bought

ショップの準備は遅々として進まずの状態、こんな時はへたに騒がないのが一番。ということでリフレッシュも兼ね2月10日〜12日に苗場へGo!

ニュースによると新潟地方は大雪、おまけに地震の影響で雪崩が起きやすくなっているらしいので、万が一のためにチェーンを購入。万全の態勢で現地へ向かいましたが、関越は積雪ゼロ。一番心配していた月夜野〜碓氷峠〜苗場間も完全に除雪されており、予想に反し快適なドライブとなってしまいました。大雪の報道に、パウダースノーでのボード三昧を期待していた身には、完全に期待はずれと、若干ブルーになっていましたが、翌日目覚めると写真のような状態。天は見捨てなかったのですね。

この状態に120%の期待をしつつ、朝一番のロープウェーに乗るべく7:30過ぎに田代に到着。ゲレンデは期待通り膝まで埋まるパウダー。既に何本かのトラックが刻まれていましたが、圧雪バーンでのパウダーをお腹いっぱいいただくことができました。ただ、今回の目的であるバックカントリーでのスノーボードは、あまりの雪の量に早々に中止が決定。その後も雪は降り積もり、圧雪バーンでさえトラックのないところはスタックしまくりという状況に、かなり体力を消耗。久しぶりのスノーボードでこのコンディションは、老体にはかなり厳しいものがありました。そんな訳でお昼過ぎにはゲレンデを後にして、「宿場の湯」で痛んだ身体を癒すことに。疲れた身体には実に心地よい。

帰り道、地元の酒屋さんで「エチゴビール」を購入し、夜は地ビール漬けとなって就寝。

 

翌日の日曜日も雪の勢いは衰えず、吹雪とガスでかなり視界が悪くなっていました。写真の奥には苗場プリンスとゲレンデが広がっているはずなのに真っ白。それでも昨日と同じく田代へ向かう "Old Snowboarder" ご一行の面々。案の定、ドカ雪のため動いているリフトは一部のみ。吹雪でほぼ視界ゼロに近い状態でしたが、フカフカパウダーには自然と笑みがこぼれておりました。圧雪バーンでモモまで埋まりながらの滑走は初めての経験であり、寒さで口の周りが麻痺してきても笑えるのでした。

厳しいコンディションだった事もあり10時には田代を後にして、今回の2番目の目的である "Noboard" チャレンジのため、苗場の白樺ゲレンデへ。ご存知ない方のために簡単に説明すると、スノーボードからビンディングを外しサーフィン感覚で乗るのが "Noboard" 。デッキ部分に滑り止めのシートが貼られ、バランスをとるのと両足をボードと密着させるためのロープが装着されています。パウダーでのライディングがメインで、サーフィン同様に体重移動でターンをしていくのですが、これがまた難しい。スノーボードを始めた頃のように転びまくりました。幸いにも白樺ゲレンデも膝までのパウダーだったので、転んでも身体への衝撃はほぼゼロ。雪まみれになるだけなので、思いっきり突っ込んでいけました。そのせいか最後は何とか転ばずに、コース最後まで滑れるくらいには上達。独特の浮遊感を味わう事ができました。

 

以上、体力的にはきつく、精神的にはリフレッシュできた週末のご報告でした。

謝謝上帝(神様ありがとうの意味らしい)

 

"Noboard" については文章だけでは分かりにくいので、詳しくはYouTubeの映像をごらんください。