#29 Miles Davis "Bitches Brew" 40th Anniversary Bottle

カリフォルニアにあるLagunitas Brewing Companyから、Frank Zappaのアルバム"Freak Out!"の40th アニバーサリーボトルが、2004年に発売されたと少し前のブログに書きましたが、同じアメリカのDogfish Head Breweryからはジャズの巨匠、Miles Davisの "Bitches Brew" 40thアニバーサリーボトルが2010年に発売されていました。

Frank Zappa "Freak Out!" Label
Frank Zappa "Freak Out!" Label
Miles Davis "Bitches Brew" Label
Miles Davis "Bitches Brew" Label

"Bitches Brew" は、1970年にリリースされた2枚組のアルバム。前作 "In a Silent Way" に引き続き、エレクトリック・ジャズ路線を押し進めた内容で、その実験的な試みはジャズのみならず、音楽シーン全体に衝撃を与えました。マイルスのアルバムとしては、本国アメリカで初のゴールド・ディスクを獲得、その後のフュージョンミュージックの礎となったアルバムともいわれています。

その発売40周年を記念して造られたのがこのビールで、インペリアルスタウトにハニー・ビールをブレンド、アルコール度数はやや高めの9%となっており、同社の創設者であるサム・カラジオーネはその出来について以下のように語っています。

「"Bitches Brew" はチリやスパイシーなカレー味のチキンと相性抜群です。冷やし過ぎずにブランデー・グラスやワイン・グラスに注いで、アルバムを聴きながら召し上がってほしいですね」。

なぜブランデー・グラスやワイングラスがお薦めなのかは不明ですが、マイルスのアルバムを聴きながら飲むというのは魅力的です。ただそうなると1本では到底足りませんが。

 

ラグニタスとドッグフィッシュヘッド、ともにまだ歴史が浅いブリュワリーですが、それぞれに自由な視点でのビール造りを進めており、その部分がいわゆる「アーリーアダプター」と呼ばれる層に共感を呼ぶとこなのでしょうか。いかにもアメリカ的なスタイルは、これからもクラフトビール業界に様々な話題を提供してくれることでしょう。

今後も要チェックです。

 

Get the backstory on the Miles Davis-inspired Bitches Brew, our first collaboration with Sony Legacy.