LUSH LIFE OFFICIAL BLOG


Photo by ©Tomo.Yun
Photo by ©Tomo.Yun

▼2012 May


#67 いよいよ明日から内装工事が始まります


写真は約3週間、オフィスとして使用してきた店舗スペース。もともとがオフィス仕様だったので、ご覧のとおり、デスクやOA機器を設置すれば、すぐにでもオフィスとして機能する場所に、キャンプ用のテーブルを置いて、打合せ等を行ってきました。内装の打合せはもちろんの事、食材、ビールの仕入打合せ、USEN・レジシステム導入打合せ、スタッフの面接、昼寝の場所等々、3週間フルに使わせてもらいましたが、それも本日で終了。写真には写っていませんが、プリンター、Windows PC、ビール関係の本・資料、ヤカン、コップ、コット(キャンプ用の簡易ベッド)などすべて撤去。明日から内装工事に入ります。

昨年の9月から本格的に計画をスタートさせ、途中いろんなことがありましたが、やっと工事が始まるとなると、やはり感慨無量といった気分になりました。そんな訳で、午後からは大家さんはじめ、ご近所の挨拶回りを終えた後、ひとり感傷に浸りながら後片付けを行い、そして1日が終了しました。

明日からはまたスタバやドトールでの打合せの日々、「ノマド生活」が始まりますが、恐らくは今までとは違った気分での打合せとなるんでしょうね。何がどう違うのかはうまく言えませんが、少なくとも話す言葉には、今まで以上に気持ちがこもってくるのではないかと思っています(端から見ると相変わらず軽いんでしょうが)。

 

我实现了梦想!

 

※おまけ

ここの大家さんは桜新町商店会の理事長さんです。ご挨拶に伺ったときには不在でしたが、その理由は「波平」の頭の毛の処置についての打合せとのことでした。なんかいいですね!

 


#66 How to pour the perfect beer


人は誰でも自分の中に、何らかの「こだわり」というものを持っていますよね。それはファッションだったり、道具だったり、あるいは食材といったモノだったりします。中には全くこだわりがないという人もいますが、そういう人は往々にして感性がイマイチだったりするので、こだわりが無いという人は、今からでも遅くはないので何かにこだわる事をお薦めします。というのも、たとえ小さくてもこだわることによって物事が巧くいくと、少なからず幸福感を味わえるからで、その幸福感を再度味わうために、またこだわる。そしてそれが結果的に自分自身を磨く事につながることになるんですね。なんだかややこしく、余計なお世話ですが。

そのこだわりの欲求というか精神は、美味しいビールを飲むためにも大いに役にたちました。少しでもビールが美味しくなる事を求めて、先人達は様々な創意工夫を重ねてきましたが、グラスへの注ぎ方にもこだわり、工夫を重ねてきました。その結果、国毎に、ビールの種類毎に、果てはお店毎にそれぞれ美味しい注ぎ方を開発してきました。

 

この2つのビデオもその結果として出来上がったもので、ベルギーの「ステラ・アルトワ」、アイルランドの 「ギネス」、それぞれがパーフェクトと主張するビールの注ぎ方のビデオです。ステラ・アルトワは9ステップ、ギネスは6ステップとなっていますが、両方ともビールの特性に合わせた結果とのこと。当たり前ですが。

 

ステラ・アルトワの特徴は、グラスをきれいに洗浄することも、ビールを美味しく飲むためのプロセスとしている所です。グラスを洗剤等で良く洗ったあと水ですすぎ、埃、曇り、油分をしっかりと落としてからビールを注ぎます。確かにグラスが汚れていると泡立ちが悪かったりするので、きれいにして飲むのは基本ですよね。そして最後の泡をカットしたあとも、水につけてグラスの回りを洗浄、と水の洗浄に始まって洗浄に終わるといったところでしょうか。

 

それに対しギネスは、グラスの洗浄は当然のこととして省略されているようです。いきなりグラスのロゴマークの部分を目安にビールを注ぐところから始まり、そこで一旦休止。注がれたビールがグラスの中でサージングという対流を起こすので、それが落ち着くのを待つ=泡が落ち着くことになります。泡が落ち着き、クリーミーヘッドと呼ばれるきめ細かな泡のフタが出来上がると、最後にそのクリーミーヘッドがグラスの縁からわずかに持ち上がるようにビールを追加します。そうするとパーフェクトギネスの出来上がりとなるようですね。

 

このように注ぎ方を懇切丁寧に解説するのはステラ・アルトワ、ギネスくらいだといえますが、決して他の銘柄が粗末にしている訳ではありません。またどちらの注ぎ方が優れているというものでもありません。いずれにしても言える事は、どちらのビールも美味しいということです。

 


#65 80s One Hit Wonders -Part 1

Song List: http://bit.ly/xSwQUV -- More 80s: http://www.thegreat80s.com
Video Description: A collection of video snipits of singers and bands from the 80s that only had one major hit in the United States (they might have been more popular in Europe, Australia, etc..)

 

 


#64 Where The Streets Have No Name

U2's video for "Where the Streets Have No Name" was filmed on a rooftop in downtown Los Angeles. It was made memorable by the LA Police shutting down the video shoot because of all the people who turned out to watch.

 

数あるミュージックビデオの中で、異色の存在だといえます。虚実、見事に絡み合って、見るたびに目がウルウル。

 

"Where The Street Have No Name"

 

I wanna run, I want to hide
I wanna tear down the walls
That hold me inside.
I wanna reach out
And touch the flame
Where the streets have no name.

I wanna feel sunlight on my face.
I see the dust-cloud
Disappear without a trace.
I wanna take shelter
From the poison rain
Where the streets have no name
Where the streets have no name
Where the streets have no name.

We're still building and burning down love
Burning down love.
And when I go there
I go there with you
(It's all I can do).

The city's a flood, and our love turns to rust.
We're beaten and blown by the wind
Trampled in dust.
I'll show you a place
High on a desert plain
Where the streets have no name
Where the streets have no name
Where the streets have no name.

We're still building and burning down love
Burning down love.
And when I go there
I go there with you
(It's all I can do).

"Where The Street Have No Name"

 

僕は走りたい、僕は隠れたい
僕は壁をぶち壊したい
僕を閉じ込めている壁を
手を伸ばして
炎に触れたい
通りにまだ名前のついてない土地で

僕は太陽の光が顔に降りそそぐのを感じたい
僕は砂塵の群れを目にする
跡形もなく消え去ってしまえ
僕はこの身を守りたい
降り続ける有害な雨から
通りにまだ名前のついてない土地で
通りにまだ名前のついてない土地で
通りにまだ名前のついてない土地で

僕達は愛を築き続け、そして強く愛し続けている
僕達は強く愛し続けている
僕がその場所へ行く時は
君と一緒に行くよ
(それが僕にできるすべてだから)

街は洪水に襲われ、僕等の愛は輝きを失う
僕等は打ちのめされ、風に吹き飛ばされ
埃の中で踏みつけられる
僕は君に素敵な場所を教えてあげよう
荒れ果てた平原に高くそびえ立つ場所を
そこは通りにまだ名前のついてない土地なんだよ
通りにまだ名前のついてない土地なんだ
通りにまだ名前のついてない土地なんだ

僕達は愛を築き続け、そして強く愛し続けている
僕達は強く愛し続けている
僕がその場所へ行く時は
君と一緒に行くよ
(それが僕にできるすべてだから)



#63 ボトルドリーム

11日(土)は、19:00から渋谷で飲み会。そのためその時間に合わせて打合せを1本入れていましたが、予定よりも早く終わったため17:30には渋谷に到着。飲み会まで時間が余ってしまったので、以前から行こうと思っていた「アミューズメント」で軽く一杯飲む事に。

最初にオーダーしたのは「ロシュフォール」の#6。おつまみとして「ヴァイスブルスト」も一緒にオーダー。ロシュフォールの甘みと苦みが微妙に絡み合った味に、甘いマスタードで食べるヴァイスブルストは相性がいいですね。本当は皮を剥いで食べるらしいのですが、そんな訳で丸ごと食べてしまいました。

2杯目は「名も無きIPA」というのをがメニューにあったので、興味本位で飲んでみましたが、ややフルーティなホップのアロマと苦みがちょうど良いバランスで、とてもおいしくいただくことができました。結局、どこで造られたかは不明のままでしたが、次回もまだあれば、もう一度オーダーしてみるつもりです。

 

それで、タイトルにある「ボトルドリーム(原題:Bttole Shock)」、カリフォルニア・ナパバレーでつくられたシャルドネワインが、フランスのコンテストで見事優勝をとげるまでの実話をもとに、「スタートレック」「アンストッパブル」で一躍スターの仲間入りを果たしたクリス・パイン、ハリー・ポッターのスネイプ役でおなじみのアラン・リックマン主演で製作されたアメリカ映画のことで、それがなぜか店内のモニターで流れていました。もちろん音声なしの字幕だけで、一人ということもあり何の気なしに観ていましたが、これが結構おもしろく、後半は真剣に観てしまいました。一流のカリフォルニアワイン造りに情熱を傾ける親と子、そのために生じる葛藤、恋愛、友情といったものをテンポ良くまとめ、最後はハッピーエンドといういかにもアメリカ映画らしい構成ですが、タイトルそのままのストーリーに、ある意味安心して観る事ができました。自宅に帰り、早速アマゾンで注文しようとしましたが、ちょっと高めのプライスに買おうかどうか迷っていますが。

 

YouTubeにはトレーラーがアップされていたので、こちらでもう一度、雰囲気だけでも味わおうと思っています。


#62 政策金融公庫にいってきました

本日は日本政策金融公庫 新宿支店に、融資実行に必要な書類を提出してきました。

 

今年の1月に融資の申込をしてから約4ヶ月、ちょっと時間がかかりすぎましたが、あとは口座に資金が振り込まれるのを待つだけとなりました。これで資金の手当が完了したのでひと安心といったところ。これからは当初の資金計画に沿って、諸々作業を進めることに専念することができます。

 

本当は3月下旬には審査が通り、4月上旬に融資が実行されることにはなっていたのですが、肝心の店舗の賃貸契約が終了していなかったため今日まで伸ることに。途中、一からやり直すことも覚悟しましたが、そうならずにホッとしています。ただ、元々は4月にオープンさせる予定だったのが、6月のオープン(予定)と、2ヶ月もずズレ込むことになり、もしかしたら最良の時期を逃しているのかもしれません。まあ、こればっかりは誰にも分かりませんが。

 

今年に入ってから、ビール関係者の方との打合せ&お話を聞く機会が増えましたが、皆さん、異口同音にクラフトビール人気について語ってくれます。過剰気味と思われる「ビアフェス」も、毎回一定以上の動員を誇り、新規のビアパブ/ビアバルのオープンが目白押し、国産のナショナルブランドビールの消費量が減少する中、国産クラフトビール&輸入ビールの消費量は伸びているなど、マーケットの状況は追い風といった状態です。そんな中、新しくお店をオープンするのは、タイミング的には良い時期かもしれません。あとは、どんな店にしていくのか、どこに魅力があるのかを、キチンと伝える事が出来れば、恐らくは問題なくオープンする事ができるでしょう。ただ正直なところ、そこがまだ完全にはできあがっておらず、そのせいで提供するビールのラインアップも固まっていない状況です。

 

オープンまであと一月半あまり。「まだ」と思う時、「もう」と思う時、日々感じる長さが変化しています。「もう」と思う時が続くようであれば、それは赤信号の前触れ。黄色いランプの点灯です。幸いにも今のところ感覚は周波数の波形のように上下を繰り返し、一方に偏らない状態が続いています。このコンディションのまま、デザイン・設計の決定、フードメニューの決定、ビールラインアップの決定、ロゴの決定、フライヤーの決定、ユニホームの決定、ディスプレイの決定、食器の決定、調理器具の決定、モニターの決定、スタッフの決定、取引先の決定、商店会加入の決定、その他いろいろな決定をしていきたいと思っております。

 

結構やる事があるんだ................................。

 

 


#61 無事契約完了

Image Photo
Image Photo

このところ野暮用で忙しく、GWにも入ったためブログの更新が滞っておりましたが、気合いを入れなおし今日からせっせと更新していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。また、ホームページのメインビジュアルも、気分転換も兼ね新しくしましたので、そちらもご覧になってください。

 

で、本題の二転三転していた店舗選びですが、結局は一回転して桜新町に戻り、5月1日に無事契約を終えることができました。いろいろと紆余曲折がありましたが、やっと決まってホッとしているところです。これでもう一直線に前に進むしかないわけですが、次のステップは内装デザインの確定。現在はフロアのレイアウトまでが出来ており、あとは厨房スペースを確定させ、その後にカウンターまわり、テーブル席のレイアウトを決め、全体のレイアウトをフィックスさせるというステップを踏むことになります。スケジュール的には、これをあと2週間のうちにやらなければなりませんが、今のところぎりぎり間に合うかどうかといったところですね。

 

それと、一番重要なビールサーバーの部分ですが、初めての経験に加え、内装をお願いしている会社も冷蔵型のサーバーの設置経験がなく、なかなか決まらなかったのですが、縁あってラフ・インターナショナルの堀さんにお願い出来ることになりました。これでもうひと安心なんですが、ある程度進んでいる中での途中参加は制約も大きく、ご本人もやりにくいのではと心配です。また、予算も潤沢にあるわけではないので、この辺も足かせとなりそうなんですが、なんとかやりくりしてフィニッシュまで持っていければと思っています。そのためには、何を優先すべきか、どの部分にポイント置くかを、自分の中ではっきりとさせることが必要となってきます。軸を一本決め、何があってもブレないことが大切になってきます。そんなわけで、ベースとなる平面図と見積もりをにらみつつ、優先順位を決めているところですが、口でいうほど簡単ではありませんね。あれこれと迷うことばかりです。とはいっても時間は待ってはくれませんので、今週中には何とかカタをつけなければなりません。

 

現在、ショップオープンの第二段階に入ったところですが、未だにやるべきことが次々にでてきては、それをひとつひとつクリアしていくといった事の繰り返しです。そして、その中で新しい経験を積みながら、自分自身がステップアップしている、そんな感覚なんですが、堀さんという頼りになる方が加わってくれましたので、より一層の成長が出来るのではないかと思っております。

 

それでは、続きはまた改めて!