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▼2012 FEBRUARY


#44 資金調達の厳しい現実②

資金調達の厳しい現実①の続きです。

 

政策金融公庫への融資申込後の最初の手続きは、

・創業計画書の裏付け資料・・・・・・主に売上計画の信憑性チェック

・預金通帳・・・・・・・・・・・・・手持ち資金、お金の出入りのチェック

・固定資産税領収書・・・・・・・・・所有不動産価値のチェック?

・源泉徴収票・・・・・・・・・・・・収入のチェック(離職前)

・各種資格の証明書・・・・・・・・・調理師免許、食品衛生責任者など

・運転免許証・・・・・・・・・・・・身元最終チェック

・車・住宅ローン等の返済一覧表・・・月々の返済額の確認

といった書類関係の提出です。

担当者へ上記資料(原本)を提示し写しを先方に渡すんですが、そこで細かい取材を受け、その後融資申込書も含め申告内容の真偽、および商売としての妥当性の審査に入る事になります。以前に比べると、融資の承認をとるのがかなり難しくなったと聞いていますが、担当者とのやり取りの中では特にそういった話はでてきませんでした。かといって必ずしもうまくいくとは限りませんが、飲食業界の動向はやはり厳しいものがあります。

リーマンショック後、飲食業の新規開業は年々増加傾向にありますが、それに比例するかのように、倒産件数も増加しているとのこと。さらに別の数字では、新規開業した飲食店のうち、1年後も継続している店舗は約50%、5年後は約30%、10年後にはわずか10%しか残れないという厳しい現実があります。業界全体の売上も年々縮小。理由としてはデフレおよび収入減による集客の減少、客単価の下落、過当競争等が挙げられますが、確かに外食の機会は確実に減っているように思います。

こんな状況なので、金融機関も貸出しには慎重にならざるを得ないのも良くわかります。もし自分が金融機関の担当者だとしたら、飲食&経営の経験・実績のない人に対してはやはり慎重になるでしょうね。

今は審査の最中なのでこんな感じで悪い方にばかり考えがいってしまいますが、考えたところでどうにもなりませんので、ジタバタせず、とりあえずは仕入れ先の候補の選定作業、必要な機材・備品のリスト作成、内装の打合せなど地味にやっている日々です。あとYouTubeでの80's音楽三昧も。

結果が出たら、またその時点でどうするか考えなくてなはならないので、それまでは出来る事だけをコツコツとやっていきます。

では、最後にどうしようか迷ったのですが、創業計画書他、提出した資料をアップしてみますね。気が変わったらすぐにおろすかもしれませんが。

■創業計画書

政策金融公庫のフォーマットに基づいた創業計画書
政策金融公庫のフォーマットに基づいた創業計画書

■事業収支計画書・資金チェックシート・見積書

事業収支計画書
事業収支計画書
必要資金チェックシート
必要資金チェックシート
設備・内装見積書
設備・内装見積書

やはり拡大機能は付けずにおきます。文字が読めないと思いますが、お許しを。

 


#43 世界で最も多くカバーされた楽曲は?

また音楽ネタで恐縮です。

前回は Blue Lagoon がカバーした楽曲について長々と書きましたが、ここでふと疑問が湧きました。いままで世界で最もカバーされた楽曲は何だろうと。

で、早速検索したところ、答えはビートルズの「イエスタデイ」(リンク先のビデオは66年の武道館ライブのようです。びっくりしましたが、ポールのやる気のないボーカル姿が▲)でした。ギネスブックにも世界で最もカバーされた楽曲として認定されているそうです。そりゃそうですよね、当たり前すぎて何だか腰砕けになってしまいましたが。カバーしているアーティストもメジャーどころが多く、エルビス・プレスリーフランク・シナトラレイ・チャールズザ・スープリームス、面白いところでは世界三大テノール歌手のプラシド・ドミンゴもカバー。かなり格調高い「イエスタデイ」になっています。さすがビートルズといったところですが、ちなみに邦楽で最もカバーされたのは坂本 九の「上を向いて歩こう」でした。(大滝詠一の「夢で逢えたら」という説もあるようです)

 

と、ここまでは所謂つかみの部分で、本題はこれからです。

 

元々は、ブログネタとして、自分が好きな楽曲の中で一番カバーされた曲は何だろう?という疑問から始まったことで、その後、じゃ世界で最もカバーされた曲は?になったため、上の文章が出来上がりました。したがってここからは、本題の自分の好きな楽曲で進めていきたいと思います。なんだ、つまらないとお思いでしょうが、しがないブログなのでお許しを。

という訳でエントリー曲は71年にリリース、72年のグラミー賞で最優秀R&Bに輝いた Bill Withers の "Ain't no sunshine" に決定。(いきなりですが)

 

で、どのくらいカバーされているか調べようとしたら、既に調べている方がいらっしゃいました。さすが世の中は広い。そのサイトにあったカバーしているアーティストのリストは総勢45グループ。よく調べたもんです。

 

Nancy Wilson (1971) , Temptations (1972) , Freddie King (1972) , Lyn Collins (1972) , The Shirelles (1972) , Rahsaan Roland Kirk (1972) , Pretty Purdie (1972) , Michael Jackson (1972), Isaac Hayes (1973) , Tom Jones (1974) , Harlem Underground (1976) , The Emotions (1977), Crystal Gayle (1981) , Bobby Bland (1989) , Sting (1991) , Paul McCartney (1991) , Paul Young (1994) , Michael Chapdelaine (1995) , Joe Cocker (1995) , Günther Neefs (1996) , The Nylons (1997) , Christy Baron (1997) , 4 the Cause (1998) , Ladysmith Black Mambazo and Des'Ree (1999) , Lighthouse Family (1999) , Michael Bolton (1999) , Eva Cassidy (2000) , David Cassidy (2001) , Christina Christian (2002) , Sarah Brooks with Joe Beck (2002) , Woven Hand (March 2002) , Mark Eitzel (2002) , Theodis Ealey (2002) , Reel & Soul Association (2002) , Sina (2002) , Me First and the Gimme Gimmes (2003) , Roxane (2004) , Hanson (2004) , Espen Horne (2005) , Buddy Guy featuring Tracy Chapman (2005) , Aaron Neville (2006) , Andy Abraham (2006) , Dept. of Good and Evil Feat. Rachel Z (2007) , Joan Osborne (2007) , Maysa (2007) , Dean (2007) 

 

ただ、この中で知っているのはわずか16グループ(太字色付き)。逆にいうと、メジャーなアーティストが16グループだけともいえますが(勝手な解釈です)。上記以外には、Lenny Kraviz、John Mayer、Al Jareau、インストバージョンで Grover Washington Jr.なんかがカバーしています。そういえばGrover Washington Jr.の "Just the two of us" のボーカルは Bill Withers でした。

それではこの中から、MJ、Paul McCartney、Sting の映像をピックアップしましたので、どうぞご覧ください。

 

まずは言わずと知れた "MJ" ことMichael Jackson。71年のソロデビューアルバム "Got to be there" に収録されており、72年にシングルカット。UKチャートで8位にランクインしました。まだ声変わりまえの少年の声で、彼女が行ってしまうと、太陽も消えてしまうといった内容の大人の歌を歌い上げているんですから、さすがですね。

 

つぎは泣く子も黙る Sting

なぜ黙るかはさておいて、David Sanborn のサックスの響きとアコギのシンプルな音色が、女に置いていかれる男の悲哀を見事に増幅させています。それとSting の声がこれまた曲とぴったりで、ますます寂しくなります。いいです。

最後は 世界で最もカバーされた楽曲の本家本元、Paul McCartney です。

これはアンプラグドライブの映像のようですが、ポールがなんとドラムを叩いているとても珍しい映像です。若干たどたどしさはありますが、堂に入ったものです。

あと歌っているのはポールではなく Hamish Stuart。80年代の終わりから90年代にかけてツアーメンバーとしてバンドに参加していたギタリストで、元は70~80年代に数々のヒット・ソングを放ったUKのブルー・アイド・ファンク・グループ、The Average White Band の中心メンバーでした。

ただ、なぜかはわかりませんが、ヘイミッシュが "Ain't no sunshine" を1曲歌い終わったあと、ポールがドラムからボーカルに戻りますが、またすぐドラムに戻り、再度ヘイミッシュが同じ歌を歌う事になります。ヘイミッシュの「デジャヴ」という声が聞こえたあと歌いだしますが、そのおかげでビデオは10分をこえる長さになっていますので、時間がある方のみどうぞ。

以上、"Ain't no sunshine" のカバーネタを長々と書きましたが、結局何を言いたかったのかが自分でも分からなくなってしまいました。

そんなわけであと何を書けば良いかが浮かびませんので、これで終わりにしたいと思います。

 


#42 Blue Lagoon で閑話休題

今一番聴いている音楽といえばこの "Blue Lagoon" 

女性シンガー“Estrella”と男性MC “David O. Joseph”によるサンシャイン・レゲエ/R&B デュオという以外、詳しい情報がなく、ネットで調べてもほとんどヒットしない不思議なグループです。どうもドイツのグループらしいのですが、デビューは2004年。Matthew Wilderの "Break My Stride" をレゲエ風にアレンジした曲が、ドイツのシングルチャートで最高2位までいったようです。

 

 

アルバムは正確には分かりませんが "Sentimental Fools" "Clublagoon"、ベスト盤の "Perfect Summer" の3枚をリリース。一番ヒットしたのは "Sentimental Fools" で、収録曲は明るいカリビアン・テイスト一杯のレゲエR&Bビートに、トロピカルなスティール・ドラムが心地良い "Isle Of paradise" 、Dionne Warwickの "Heartbreaker" のカバー、そしてデビュー曲のMatthew Wilder "Break My Stride" のカバーと、おじさんの郷愁をくすぐる選曲となっており、この辺がハマっている一番の理由となっています。特に "Heartbreaker" はオリジナルを遥かに超えた出来上がりではないかと。(いやいや、やっぱりオリジナルかな)

Estrellaの歌うアカペラチックなボーカルに始まり、ダンサブル・ビートにDavidの合いの手ラップも決まったゴキゲンなポップR&Bレゲエ?です!

 

 

ここまで読まれた方はもうお判りかと思いますが、このグループ、基本的にはカバー曲がメインです。上の2曲以外には、jimmy Ruffin "What becomes of the broken hearted" 、Culture Clubの "Do you really want to hurt me"、Mr.Bigの "Wild World" (これもCat Stevensのカバーですが)、Heavy D And The Boyz等のVer.で知られる"Now That We Found Love"のカバーなど、オリジナルとは違った魅力に溢れています。

 

 

下の写真を見てもそうですが、とてもドイツのグループには見えません。どう見てもカリブのアーティストなんですが、残念ながら今は活動を休止しているようです。Estrellaのちょっとエッチな最新のボーカル姿を是非見てみたいのですが、どなたか消息をご存知の方はいらっしゃいませんか?

 


#41 資金調達の厳しい現実①

現在、日本政策金融公庫に融資の申込をしていますが、思った以上に大変です。

その主な理由は、飲食店の業務経験に乏しい事。このため、貸し出しの条件が厳しくなり、諸々の制約も多くなってきます。飲食の経験がない場合、申込可能な融資が、貸出し条件が若干落ちる「生活衛生貸付」だけとなり、かつ300万円を超えるものについては、店舗所在地の都道府県知事の推薦書が別途必要となります。東京都の場合は、「財団法人東京都生活衛生営業指導センター」が都知事の推薦状を交付する仕組みとなっているため、財団がある広尾まで足を運びました。

担当者に

・創業計画書、

・借入申込書、

・店舗の図面・見積書、

・店舗の契約書または物件案内

を提示し、それぞれの質疑応答の後、アンケート的なものを書いて終了となりますが、所用時間は約30分〜40分。無事に都知事の推薦状交付となりました。その後、都知事の推薦状を上記書類に添えて政策金融公庫に提出となるわけですが、この段階で1/3が終了。

なぜ1/3かは、この後に政策金融公庫担当者に事業計画の妥当性をチェックされますが、これが結構厳しいからなんですね。売り上げ、客単価の算出根拠、席の回転率、人件費の売上に対する割合、同じく家賃の売上比、諸経費の妥当性や、金融資産、借入状況などを聞かれたのち、資金計画を含む自己資金のチェックにはいります。

たとえば、開業時に設備・運転資金で1,200万円かかるとします。そうすると融資額の上限は2/3の800万円となり、残りの1/3、400万円を自己資金として手当しなければなりません。さらに、400万円の自己資金にプラスして、6ヶ月分の運転資金も必要との事。厳密に言うと運転資金6ヶ月分に相当する金融資産がないとダメらしいのです。仮に運転資金が1ヶ月200万円かかるとすると、1,200万円の手持ち資金が必要なんですね。これは予想外でしたが、そうしないと融資が難しいとのコメント。400万円プラス1,200万円の1,600万円が必要だと言われても、ないから融資を申し込んでいるんですよ!と言いたかったのを我慢して、じゃあ親兄弟・親戚にお願いしてみますと言って、資金計画をもう一度書き直し。やっとのことで申込書類一式を受理してもらいました。

 

現在は審査の真っ最中ですが、はてさて今後はどうなることやら。恐らくこれから不動産担保手続き、手持ち資金証明のための預金通帳等の提示、予定店舗・立地の調査等があると思いますが、これが終わらない事には次のステップには進めないので、今のところは「伏せ」とか「おあずけ」といった心境です。

 


#40 意外と楽しいヱビスビール記念館 その②

(前回からのつづき)

おじさんに別れを告げ、参加申込をするために、ツアーデスクへと向かいました。

500円玉と引き換えに首掛け式の参加証を受け取り、控え室で待機するよう案内されましたが、控え室には既に10名程の参加者が座っていました。平日の午後遅い時間だったので、参加者は2〜3名程度かと思っていたので、これには少々驚きです。

その後定時になり、ガイド(アテンダント)のお姉さんが登場。ハイトーンボイスで、説明&引率を開始します。

 

最初に案内されたのは、初期のヱビスビールの瓶がディスプレイされたコーナー。背後には歴史映像が投影されるスクリーンが設置されています。

エビスビール製造初期の瓶
エビスビール製造初期の瓶
日本最初のビアホールの模型
日本最初のビアホールの模型

館内の展示方法は、ヱビスビールの瓶が製造初期から時代順にディスプレイされ、その時代に関連する写真や小物、ポスター類が上下白左右に展示されるスタイル。歴史があるため、瓶の種類も多く、結構な本数がディスプレイされていました。ちなみに日本で最初にビアホールを営業したのは、ヱビスビールだそうで、その当時のビアホールを再現した模型が、フロア中央に展示されてました。ある意味、日本のビール製造のパイオニアとしての自負が、そこには感じられましたが、精密で造りも良く出来た模型です。

 

本当は、ガイドのお姉さんの説明を聞きながら展示品を見るべきなのでしょうが、写真撮影に忙しくほとんど右から左へ聞き流す、かなり感じの悪い客になっていました。自分でも自覚していたので、次は真剣に聞きますので許してと心の中でつぶやきつつ、展示品の周りをウロウロ。そうして展示コーナーに割り振られた20分という時間は、あっという間に終わってしまったのです。

古い法被やポスター・看板が、モダンな感じにディスプレイされておりました。
古い法被やポスター・看板が、モダンな感じにディスプレイされておりました。

展示コーナーを抜けると、いよいよ本命の試飲コーナー。テープルには既におつまみ?の枝豆のフライがセットされており、中央には麦芽とホップの見本が置かれてました。お姉さんの説明によると、エビスビールに使われているホップはドイツ産とのこと。おそらくハラタウがザーツと思われます。麦芽の産地は聞きそびれてしまいましたが、ベースモルトから着色用のスペシャルモルトまで、色の濃さの順に展示されておりました。

で、いよいよ美味しいビールの注ぎ方がはじまります。特に斬新な目新しい注ぎ方というわけではなく、YouTube等にアップされている注ぎ方映像と大差はありませんが、ガイドのお姉さんのハイトーンボイスの声に合わせて注がれるビールは、とても美味しそうに見えるから不思議。カウンター奥では、助手の方々が同じようにグラスにエビスを注ぎ、順にサーブしていきます。

参加者全員にサーブし終えると、ガイドのお姉さんの乾杯の声に合わせて、参加者も乾杯の唱和(乾杯ではなく違う言葉だったような記憶、ビールを早く飲みたかったせいで覚えてません)。

老若男女が揃って昼間から琥珀エビスで乾杯したのでした。
老若男女が揃って昼間から琥珀エビスで乾杯したのでした。

2杯目は、まだ1杯目が残っているにも関わらず、サーブされます。ツアー時間の制約があるからと思われますが、ちょっと忙しい感じです。お姉さんは「ご自分のペースでどうぞ」と言ってはくれますが、急いでグラスを空にしました。

 

以上でツアーはお仕舞いですが、ヱビスビールの歴史に思いを馳せながらビールをいただくのは実にいいもんですね。(説明はほとんど聞いてませんでしたが)

 

また飲みに(聞きに)いきたいと思います。


#39 意外と楽しいヱビスビール記念館 その①

エビスビール記念館エントランス
エビスビール記念館エントランス

2月15日は、恵比寿のサッポロビールに行ったついでに、一昨年の2月にオープンした「ヱビスビール記念館」に足を運んでみました。入るとすぐに写真の「恵比寿様」が正面でお迎えをしてくれる造りとなっており、その左右の階段を下りてホールに入っていく事になります。正面には銅で出来た巨大な仕込釜(煮沸釜)がディスプレイされており、訪れた人をその気にさせているようにも思えました。(自分だけかも)

初めてという事もあり勝手が分からずウロウロしていたら、右奥にカウンターとテーブルを発見。近寄るとなんとヱビスのテイスティングルームとなっているではありませんか。これはと思いすかさず入りましたが、世の中、やはり甘くはありません。有料でした。テイスティングルームという名のヱビスビールオンリーのビアパブなんですね。とはいえ、<ヱビススタウト>(これがまたクリーミーで美味しい)や、ヱビス<ザ・ブラック>がグラス1杯400円で飲めるというので、入る事に。

テイスティングルーム
テイスティングルーム

テイスティングルーム内では現金での売買は出来ないのか、入り口にある自販機で1枚400円の「ヱビスコイン」を購入し、それで支払をするというシステム。ビールはすべて1ヱビスコインで購入できますが、もちろん<ヱビススタウト>をオーダー。小腹もすいていたのでソーセージも併せて注文。値段は2ヱビスコインと、コチラは一般の飲み屋さん並の値段設定でした。

席についてスタウトを飲みながらソーセージをつついていると、おじさんが一人、隣の席にやってきました。そしていきなり自分のビールを僕の方に差し出し「乾杯」と一言。つられてつい「乾杯」と返しましたが、見ず知らずの人にいきなり乾杯といわれ、チョイ引きに。ただ人の良さそうな穏やかな顔だったので、「よくいらっしゃるんですか」と、大人の対応をしてみました。するとおじさんはその一言を待っていたのか、この記念館のおもしろさと、いかに自分が利用しているかを話し始めます。

おじさんはかなりのビール好きらしく、しばらくはビール談義で盛り上がりましたが、そのうち記念館のツアーの話となりました。このツアー、有料(500円)なんですが、参加者は全員ヱビスビールがグラスで2杯飲めるとの事。ツアー前半は展示品の説明が中心で、それが終わるとツアー専用のテーブルにて、ビールの基礎知識から美味しいビールの注ぎ方までをレクチャーしてくれるそうです。おじさんはこのツアーの常連らしく、ほぼ毎週通っているようでした。理由は、3回ツアーに参加するとテイスティングルームのビールが1杯、無料になるからで、6回参加すると2杯がタダになるそうです。そして12回参加すると「ヱビスマスター」ともいえる修了証をいただく事が出来るとのことで、当然おじさんは持っていました。

おじさんのツアー修了証
おじさんのツアー修了証

ちなみにおじさんのメンバーカードの会員番号は、「002」。さすがというか、暇な〜というか。平日の時間つぶしにはもってこいとおっしゃってました。ある意味達人なのかも。

 

そうこうしているうちに、2杯目のヱビス<ザ・ブラック>も飲み干し、ソーセージも食べ終わったので、おじさんに別れを告げ、ツアーに参加するためツアーデスクに向かいました。

 

次回はそのツアーの話を書きたいと思います。

 


#38 Off Duty〜NoboardはNo bought

ショップの準備は遅々として進まずの状態、こんな時はへたに騒がないのが一番。ということでリフレッシュも兼ね2月10日〜12日に苗場へGo!

ニュースによると新潟地方は大雪、おまけに地震の影響で雪崩が起きやすくなっているらしいので、万が一のためにチェーンを購入。万全の態勢で現地へ向かいましたが、関越は積雪ゼロ。一番心配していた月夜野〜碓氷峠〜苗場間も完全に除雪されており、予想に反し快適なドライブとなってしまいました。大雪の報道に、パウダースノーでのボード三昧を期待していた身には、完全に期待はずれと、若干ブルーになっていましたが、翌日目覚めると写真のような状態。天は見捨てなかったのですね。

この状態に120%の期待をしつつ、朝一番のロープウェーに乗るべく7:30過ぎに田代に到着。ゲレンデは期待通り膝まで埋まるパウダー。既に何本かのトラックが刻まれていましたが、圧雪バーンでのパウダーをお腹いっぱいいただくことができました。ただ、今回の目的であるバックカントリーでのスノーボードは、あまりの雪の量に早々に中止が決定。その後も雪は降り積もり、圧雪バーンでさえトラックのないところはスタックしまくりという状況に、かなり体力を消耗。久しぶりのスノーボードでこのコンディションは、老体にはかなり厳しいものがありました。そんな訳でお昼過ぎにはゲレンデを後にして、「宿場の湯」で痛んだ身体を癒すことに。疲れた身体には実に心地よい。

帰り道、地元の酒屋さんで「エチゴビール」を購入し、夜は地ビール漬けとなって就寝。

 

翌日の日曜日も雪の勢いは衰えず、吹雪とガスでかなり視界が悪くなっていました。写真の奥には苗場プリンスとゲレンデが広がっているはずなのに真っ白。それでも昨日と同じく田代へ向かう "Old Snowboarder" ご一行の面々。案の定、ドカ雪のため動いているリフトは一部のみ。吹雪でほぼ視界ゼロに近い状態でしたが、フカフカパウダーには自然と笑みがこぼれておりました。圧雪バーンでモモまで埋まりながらの滑走は初めての経験であり、寒さで口の周りが麻痺してきても笑えるのでした。

厳しいコンディションだった事もあり10時には田代を後にして、今回の2番目の目的である "Noboard" チャレンジのため、苗場の白樺ゲレンデへ。ご存知ない方のために簡単に説明すると、スノーボードからビンディングを外しサーフィン感覚で乗るのが "Noboard" 。デッキ部分に滑り止めのシートが貼られ、バランスをとるのと両足をボードと密着させるためのロープが装着されています。パウダーでのライディングがメインで、サーフィン同様に体重移動でターンをしていくのですが、これがまた難しい。スノーボードを始めた頃のように転びまくりました。幸いにも白樺ゲレンデも膝までのパウダーだったので、転んでも身体への衝撃はほぼゼロ。雪まみれになるだけなので、思いっきり突っ込んでいけました。そのせいか最後は何とか転ばずに、コース最後まで滑れるくらいには上達。独特の浮遊感を味わう事ができました。

 

以上、体力的にはきつく、精神的にはリフレッシュできた週末のご報告でした。

謝謝上帝(神様ありがとうの意味らしい)

 

"Noboard" については文章だけでは分かりにくいので、詳しくはYouTubeの映像をごらんください。


#37 Game Day CM~やっぱりワーゲンが面白い

2月5日、年に一度の全米のお祭り「第46回スーパーボウル」が、インディアナ州インディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムで行われました。結果はナショナル・カンファレンス(NFC)王者のジャイアンツが21-17でアメリカン・カンファレンス(AFC)覇者のペイトリオッツを破り、4季ぶり4度目の優勝。ハーフタイムショーは今年54歳になるマドンナが、絢爛なステージで聴衆を湧かせ、クイーン・オブ・ポップスの健在ぶりを証明。「ライク・ア・プレイヤー」などの往年のヒットソングに加え、約4年ぶりとなる最新アルバム『MDNA』からは、アメフトとチアリーダーをテーマとした新曲「ギヴ・ミー・オール・ユア・ラヴィン」を披露しました。

そんな盛り上がりを見せるスーパーボウルですが、協賛スポンサーもこのときとばかり、スーパーボウル用のスペシャルCMを放映。今年も多くの傑作CMが集まりました。

その中でも注目は、昨年、YouTubeで最も多く再生されたCMとして認定されたVW "The Force“ のスタッフが制作した "The Dog Strikes Back"。ストーリーはありがちな構成となっていますが、主演犬の"Bolt" の演技力がストーリーの平凡さを補っており、とても面白い出来上がりとなっています。詳細は映像を見ていただくとして、相変わらずのスーパーボウルの影響力の大きさには、改めて感心というかアメリカならではのスケールの大きさに脱帽です。その他のスポンサーのCMも力が入っており、見ていて飽きません。

ちなみに日本企業では、ホンダのアキュラNSX、トヨタのカムリ、レクサス、スズキ、そしてブリジストンがオリジナルのCMを流したようですね(偶然かもしれませんがすべて車関係)。その中ではアキュラNSXが一番出来が良かったように思われます(あくまでも個人の感想です)。

 

ビール関係では "Budweiser" と "Bud Light" のCMがありましたが、 "Bud Light" はこのサイトで紹介したCMの続編的な作りとなっていました。

飼い主とおぼしき人もレスキュー犬も、似てはいますが違う人と犬になっているようです。ただちょっとくどいかも。

 

その他のCMをご覧になりたい方はコチラまで。Here we go

http://www.youtube.com/user/adblitz/custom

 


#36 Anchor Steam Beer

Anchor Steam Beer

  Bitterness : 35 IBU
  Alcohol by Volume : 4.9%
  Original Gravity : 12P
  Malts : Blend of  2-row Pale & Caramel
  Hops :Northern Brewer

Deep amber color. Distinctive flavor. Rich history.

アンバー系の色で、泡立ち・泡もちともに良好な、アメリカを代表するクラフトビールです。ホップの良いアロマ、モルトの味わいが大変しっかりしており、円やかな口当たりが特徴。喉越しはドライでありながら、じんわりと苦味が口の中に残る心地よさがあります。そしてこの「スチームビール」の最も大きな特徴は、ラガー酵母を用いているにもかかわらず、エール酵母のように高温で発酵させて造るハイブリッド・ビールであること。

ラベルには

スチームビールとは、低温(5〜9℃)で発酵させなければいけないラガー酵母を、エール酵母のように高温(15〜25℃)で発酵させた事により誕生しました。ラガー特有のコクと香り(麦香)がありながらも、エールのような華やかな香りも兼ね添えたこの造り方は、口コミでサンフランシスコで評判となり、ついにはアメリカ全土で有名になりました。

と表示されていますが、ラガーとエールのいいとこ取りをしていると自ら言っているように、とても味わい深いビールだといえます。

 

「世界ビール大百科」によると、 サンフランシスコのアンカー・ブルーイング会社は、1960年代に倒産の危機に見舞われましたが、メイタグ洗濯機会社を営む一族の長男、フリッツ・メイタグにより救われました。彼は1965年に、中古車を買うに等しい金額で醸造所の経営権を取得すると、伝統的なビールの造り方を学びつつ醸造所を立て直し、この "Anchor Steam Beer" を現代に甦らせたのでした。若きアントレプレナーとしてのメイタグが目指したものは、マイクロ・ブルワリーであり、それは当時のアメリカにはまだ登場していないものでした。そしてこの事は今日のアメリカにおけるクラフトビール運動の原点であり、優れたクラフトビールが存在する理由でもあるのです。

 

ちなみに、“スチームビール”という呼称の起源は、樽中で大量に発生した炭酸ガスが、開栓時に、蒸気の噴出すような音を立てるからだそうです。それとスチームビールが造られた頃の醸造所の動力に、蒸気機関が使われた事も由来しているとか。

 

いまでは醸造所の規模も大きくなり、マイクロ・ブルワリーとはいえませんが、メイタグが目指したビール造りの精神は今も受け継がれ、次々に優れた製品を世に送り出しているアンカー社。これからも変わらず優れたアメリカン・クラフトビールを造り続けてくれることでしょう。期待しています。

 

【出典・参考】

「世界ビール大百科」F.エクハード/C.P.ローズ他 田村 功 訳 大修館書店

  ★ brillat savarinの麦酒天国 ★


#35 醍醐味はチーズ味?

ビールにあうチーズについて調べていくうちに、日本で最初にチーズが作られたのは飛鳥時代で、「醍醐」とよばれていたという記事をみつけました。

「醍醐」というのは大涅槃経にでてくる言葉で、『乳、酪、生酥、熟酥、醍醐という五味の第五(五番目)。乳を精製して得られる最上の美味なるもの』の意味。同時に仏教の最高真理に例えられ、今日いわれる『醍醐味』も、ここから来ているのだそうです。ということで、早速「醍醐」について調べてみました。ウィッシュ!

 

醍醐(だいご)

乳製品には『乳、酪、生酥、熟酥、醍醐』という5つの種類があります。

【乳(にゅう)】

牛乳のことらしいです。そのまんまです。

【酪(らく)】

今で言う、ヨーグルトのことらしいです。

【蘇(そ)】

搾りたての牛乳を焦がさないように長時間かけて1/10位の分量にまで煮詰めた、バターとチーズの中間ぐらいの食品。出来たてのものは、しっとりとしてクッキーの生地のようで、甘ったるいミルクの香りがすごくします。味はチーズというよりは、キャラメルに近い味で、砂糖を加えていない割には、甘みも結構ありこってりと濃厚。

【生酥(なまそ)】

生乳を、表面に膜が張らないよう、焦げないように約1日煮詰めます。一晩放置すると、表面に乳脂肪分が固まって、浮いてきます。これが「生酥」らしいです。

【熟酥(じゅくそ)】

「生酥」のみを「蘇」から取り分け、更に焦げないように加熱します。「生酥」が濃縮されたものが「熟酥」らしいです。

【醍醐(だいご)】

「熟酥」の表面には、脂肪の玉がたくさん浮いています。湯煎にかけると油分が溶けて分離してきますが、この溶けだした油が「醍醐」。見た目は溶けたバターのようですが、バターから油臭さを抜いてさっぱりさせたような味で、とても美味しいらしい。常温でも液体の状態を保持している事もあったそうです。「醍醐」には、この上もない、最上の、という意味があります。

 

復元された「蘇」
復元された「蘇」

上記より推測するに、「醍醐」はチーズよりはバターといったニュアンスですね。どちらかというと「蘇」がチーズに近いようで、Wikipediaにも『蘇」が日本で最初に作られたチーズとして記載されていました。ちなみにチーズの漢字表記は「乾酪」と書くそうです。

 言葉の響きからすると「醍醐」のほうが個人的にはチーズに相応しいような気がしますが、どうなんでしょうね。最上のという意味も含めて、何十種類もあるチーズからビールに合うチーズを探し出すのも、それこそ「醍醐味」とも言えますよね。スケールが小さいですけど。

 


#34 ビールとチーズ①

ワインとチーズの組み合わせについては、いろいろなメディアに登場しますが、ビールのおつまみとしてのチーズはあまり馴染みがありません。個人的にはラオホとスモークチーズの組み合わせがとても好きで、ワイン同様、チーズとビールの組み合わせは、いろんな楽しみをもたらしてくれるのではと思っています。特に鎌倉のそば切り佳人のスモークチーズは、ラオホ特有の麦芽の焦げた苦みと、カラメルのような甘みを引き立てるしっとりとしたほろ苦さが何ともいえません。

そこで、他にはどんなチーズがビールに合うかを調べてみましたが、やはり情報は少ないですね。そんな中からチーズの通販サイト「オーダーチーズ・ドットコム」にあった、チーズセレクトのポイントを抜粋いたします。

 

【チーズセレクトのポイント】

 ■その1.ほのかな苦味のあるもの。
 ビールのほろ苦さに合わせて、チーズもほのかな苦味のあるものがよく合います。
 スモークしてあるチーズもいいですね。

 ■その2.ウォッシュ系の匂いのあるもの。
 ウォッシュチーズの産地には、なぜかビールの産地に近いものがいくつもあります。
 なかにはビールでウォッシュするものも。ほどよい塩味と独特の風味がベストマッチです。

 ■その3.後味にクリーミーさが残るもの。
 後味にクリーミーな風味が残ると、ビールがもう一口飲みたくなる。
 すっきりとしたビールにはクリーミーなチーズを合わせてみましょう。

 

具体的には、こんなチーズがおすすめです。

 <スモークチーズ> ─── ベーコンを思わせるような豊かな香りがビールにGood!です!
 <マンゼル・バベット> ─ ハム入りのスモークで更にビールと合いますね
 <ミモレット> ───── コクのある味わいのオレンジ色のチーズ
 <マンステール> ──── アルザス地方のミルキーなウォッシュタイプ
 <グリュイエール> ─── 熟成の旨みいっぱいのオールマイティなチーズ

 

情報量としては少し物足りませんが、この中では<ミモレット>というチーズが気になりました。

Wikipediaによると、

ミモレット(Mimolette)はフランス原産のチーズの一種。

原料は牛乳だが、アナトー色素を使っているので色はオレンジ色。大きさは20cmほどの上下がつぶれたボール状。表面はクレーターのような穴が開いて、粉を吹いている。種別はセミハードチーズ、またはハードチーズに分類される。

チーズダニが住み着いており、ダニの力で熟成するチーズである。外皮の穴はダニが食べることで作られる。若いものは弾力があり、角切りにしてサラダなどに使われたり、薄切りにしてサンドウィッチに挟んだりする。熟成したものはヴィエイユ(Vieille、老成)と呼ばれ、カチカチに硬くなり、切るというよりも割るといった感じになる。通常、外皮の箇所は不味であるため取り除かれ、オレンジ色の箇所だけを食べる。チーズダニの生息する箇所を口にしても人体に害はない。

ん〜「ダニ」ですか。

この情報は知らない方がいいですね。

 

その他、カマンベールチーズも良く食べますが、正真正銘のカマンベールとは、

「フランスのノルマンディー地方で生産されて、AOC認定されている『カマンベール AOC』だけなのです。その気候や風土が作り出す独特の美味しさ、プライドを持って古くからの製法を守り続けている生産者、どちらが欠けても本物のカマンベールとはいえないのです。」

だそうです。いままで食べてたのは、カマンベールもどきだったわけですね。なんか騙された気分ですが、この正真正銘のカマンベールチーズはビールに合うか?一度試してみたいと思います。

 


#33 いいね! "One Million Heineken Hugs"

ちょっと古いネタで恐縮ですが、ハイネケンのFacebookの「イイネ!」クリック数が、100万人を突破したということで、「ハイネケンイイネ!Tシャツ」を着たキャンペーンガールが パブやバーで客とハグをする"One Million Heineken Hugs Campaign" を、アムステルダムの夜の街で展開。そのときの様子をPVにしたのがこれ。パブやクラブでハイネケンを飲んでいる男性と、次々にフリーハグをしていきます。

 

可愛い女性にハグされて、おじさんたちは本当に嬉しそう。日本でもやってほしいな、新橋あたりで。

 

 

それと以前What's Newで紹介したハイネケンの「フェイスブック・ボトルデザイン コンペ」に関連して、アルゼンチンのアーティスト、 Martin Varbaro と Luna Portnoi がデザインしたボトルが YouTube にアップされていました。

色彩感覚にすぐれた細密画っぽい作品ですが、流石です。創作過程が見られてなかなか面白いPVでした。

 

 

Vimeo版もあったので、コチラも。アルゼンチン国内用みたいで、BGMと最後のテロップが変更されています。音楽が変わるだけで印象が全く違ってきますね。YouTube版は創作を楽しみつつも作品の出来上がりには妥協を許さないといった創作風景がみえましたが、Viemo版は和気あいあいと、創作そのものを楽しんでいるといった印象を受けました。

面白いですね。

 

 


#32 BOSTON~やっぱりトム・ショルツは天才?

70年代後半から80年代にかけて隆盛を極めたアメリカン・ハードロックの雄、"BOSTON"。デビューアルバム "BOSTON(邦題:幻想飛行)" は "No Synthesizers Used" "No Computers Used" とクレジットされたことも話題となり、全世界で1,800万枚を売り上げました。私自身はデビューアルバムの頃はまだ洋楽の魅力に目覚めておらず、86年のアルバム "Third Stage" から本格的に聴くようになりましたが、その後は話題にあがることも少なくなり、何となく聴くのやめていました。

 

2007年にボーカルのブラッド・デルプが亡くなってからは、活動休止、もしくは解散したものと思っていましたが、YouTubeに2008年のツアー映像がアップされているのを昨日発見。何をいまさら、と思われるかもしれませんが、メンバーがどんな変化を遂げているのか興味もあり "More Than a Feeling" を再生。すると長髪のおじさんと、なんとなく動きがぎこちないおじさん二人がボーカルを担当しておりました。長髪のおじさんはさておいて、素人臭いボーカルの、ブラッド・デルプを彷彿させる声質は、その風貌とのギャップが大きく俄然興味の対象となってしまいました。早速ウィキペデイアで検索したところ、ボーカルの名前はトミー・デカーロ。なんと前職はホームデポのクレジットマネージャー。2007年にブラッド・デルプの追悼のため自身が歌ったカラオケ映像を、My Spaceにアップしたところ、それがトム・ショルツの目に留まりボーカルに採用されたとのこと。こんなことってあるんですね。道理で全体の雰囲気が素人臭く、動きもぎこちなかったんだと納得。

もう一人の長髪のおじさんは、存在感もありステージでの動きもスムーズでしたが、こちらは "Stryper" というヘビーメタルバンドのボーカル、マイケル・スウィート。どうもボストンとの2足のワラジを履いているようです。

 

それにしても、マイケル・スウィートだけならまだ分かりますが、全くの素人のトミー・デカーロをボーカルに抜擢してツアーを回るなんて、やはりトム・ショルツは天才です。

 

あと気になった点が二つ。

トム・ショルツのTシャツにプリントされている "It's OK I'm with the band" という文字、何のメッセージなんでしょうか。それとも大した意味はない?気になります。

もう一つがベースの女性、名前はキンバリー・ダーム。元々はカントリーミュージックの出身のようですが、なんといっても姿形が美しい。もちろんベースのテクニックも◎で、ここでもトム・ショルツのキャスティング能力に感心していたのですが、調べてみるとどうもトムの奥さんらしいので、前言は撤回します。

 

ということで古いアルバムを引っ張りだして、しばらくは "BOSTON" を堪能してみるつもりです。